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  尋常高等小学校のときの写真でしょうか? 実家の母の部屋に記念写真が飾ってありました。前列真ん中あたりに母は座っています。そろそろ普段着も洋装に変わっていたようです。同級生ほとんどが洋服を着ている中、母は着物姿です。
 10人も子供がいたら流行の洋装を支度するのは難しかったのでしょうね。先生に指されると泣き出すような気の弱い子だったそうです。
 髪が少ないのをずっと気に病んでいた母なのに、この写真の母の毛の多いこと!

 恋愛していた妹にせっつかれて、最初に見合いした人のことも話してくれました。現在はわたしの家の近所の叔父さんですが、父とは全然性格の違う人です。気難しい・・・という評判の人ですが、夫婦仲はとてもよく、90歳近いと思いますが、ご夫婦ともにそれなりに元気に暮らしています。
 断られたのか、母が断ったのかそのお見合いは成立しなかったようで、結局は近所のお兄さん・・・父と結婚したわけです。
 父と結婚した理由を、当時戦争が終わったばかりで周りに男の人がおらず、たまたま復員して帰ってきていた父とお見合いしたのだそうです。
 周りに父しかいなかったから、と言っていた母でしたが、昭和21年12月12日に結婚して半年も経たない翌22年5月2日には姉が生まれていたわけですから、けっこうな恋愛をしていたことになりますね。うちは代々結婚式にはおなかが大きいスジだからと、笑っていましたね。

 大家族に嫁いだこと、大舅、大姑、舅、姑、小姑に仕え辛かったこと、父に先立たれ姑の世話をしたこと、一人暮らしが寂しいこと、自分が生きてる間に家がつぶれやしないかと心配なこと、先々自分が呆けやしないか・・・母の気苦労は尽きなかったようです。

 わしはネズミ年、それも『石垣ネズミ』、石垣の間から顔を出すたび叩かれる、と嘆いていた母です。そこで、『わしくらい貧乏性は居らん!』と話は続いていくのです。

 母がいつも言っていた言葉で印象深いのは、『人の財布の中身をうらやむな』でした。
『いくらたくさん持っていても所詮それは人の金。例え自分の財布に千円しかなくても、人の何百万円よりは自分の千円のほうが値打ちがある』
 
 子供のころから聞いていたことわざに、『似合うたカマ持て、鍬かつげ』があります。
 身の丈にあった生活をしろという意味だと思います。

 母はいつも運が悪いと言っていたけど、私は母の子供に生まれて幸せだったよ。

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