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お通夜

 葬祭ホールに到着すると、職員さんが3人で出迎えてくれました。その中の一人が見覚えのある人・・・、
『あ、Sさん?』
と言うと、
『はい。わたし、カヅ子さん、大好きでした』
と言ってくれました。Sさんは母がお世話になっていた老人ホームで働いていた人でした。

 母は枕づとめをする部屋にいったん安置されました。

 兄とわたしは控え室で葬儀の打ち合わせです。
 祭壇のランクはこれこれ・・・この祭壇にはこの棺おけ、このセットにはこの骨壷です。
 さぁ、どれになさいますか?
 お通夜の料理は?
 葬儀当日の立ち飯は?
 会葬礼状はいかほど御用意いたしましょうか?
 霊柩車はどの型に?
 盛りかごは?
 生花は?
 仕上げの料理はおいくらに?
 茶の子は? 
 何人様?
 次々に決められていき、大体の予算が出されました。実家で見つけた母のJAの組合員証を示すと、ホール使用料と遺影代、茶菓子がサービスになりました。

 次に、菩提寺の和尚さんに電話して枕づとめとお通夜のお勤めをお願いしました。

 まずは、枕経のお布施と車代を用意しました。それからお通夜のお布施と車代を。

 程なく和尚さんが来られ枕経を上げてくださいました。母に末期のお水をみんなでかわるがわる含ませました。

 お経が終わった後、控え室で和尚さんと葬儀の相談です。和尚さんが笑いながら、
『お母さんは、あんなに鼻の高い人じゃったかなあ・・・』
と、やはりここでも母の顔の変わりようにおどろく人が一人。
『まず、最初の仕事がこれ』
と和尚さんがお札を6枚くださいました。六地蔵様にお供えするお札でした。竹の棒にお札を貼り、上に丸銭型の紙を通して小さいろうそくを立てなさいと教えてくださいました。この立て札が六地蔵さんの前に立つと、誰かが死んだんだなあと世間が知るのだそうです。
 戒名を決めるために、母の生い立ち、人生を和尚さんに話しました。
『戒名はいくら・・・?』
『定価はこれこれじゃが、多いのはいくら多くてもかまわんよ』
だそうです。はぁ・・・。

 和尚さんが帰られた後、大急ぎでホームセンターへ行き、竹の棒とカッター、ボンド、画用紙、蝋燭を買ってきました。控え室で早速六地蔵様の立て札を作り、菩提寺へ車を走らせます。
 家に寄って礼服に着替え、葬祭ホールへ取って返します。

 6時からのお通夜に先立ち、納棺の儀式でした。『おくりびと』のシーンがインプットされている所為か、なんだか絵空事のように感じました。

 お通夜の夜はわたしの疲れもピークで、財布はどこ?車の鍵はどこ?バッグはどこ?・・・さっぱり頭が働きません。6日間、まともに寝てないので頭がふらふら。夜中に家に帰らせてもらい、明朝来させてもらうことにしました。

 母のお守りは、わたしの長男と兄たちの息子、姪っ子の夫の4人に任せて、その夜はほかは全員寝ました。

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《どうにかなる!》で いろんな坂道を歩いてきました
おもしろおかしく 笑って暮らしたいと思っています



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