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不思議な出来事

 7月に母が入院して生死の境をさまよっていた時のことです。

 夜、近所のおばちゃんが我が家にやって来ました。わたしの弟の親友T君のお母さんです。
『大阪にいる息子から電話があって、おばさん(母)が夢枕に立ったんだけど、おばさんに変わりはないか聞いてきてほしいと言われたんじゃけど・・・』

 それを聞いてびっくりしました。母は今入院していて危篤状態だと言いました。

 弟は消息不明になって10年くらいになります。弟に非があっての離婚以来、どこで何をしているのやら・・・。

 母の認知が始まったころ、弟に電話したことがあります。母の状態を話し、
『お母さんがまだわかるうちに、顔を見に帰ってきなさい』
と言うと、
『それは楽しそうですね。まぁ、よろしくお願いします』
 他人よりひどい(いいえ、他人さんならまだ温かい言葉を掛けてくださいます)言い草に、
『その言い方は何?』
とわたしは怒りました。弟とわたしは小さいころから割りと仲良しでした。何が弟を変えたのでしょう。それが弟との最後の電話になりました。それ以来連絡が取れなくなってしまいました。

 母にしてみれば末っ子、一番可愛いはずです。

 母の家のアルバムを整理していると、母が破いたであろう写真が1枚ありました。弟一家と宮島へ行ったときの写真でした。母の隣には子供を抱いた弟のお嫁さんが映っていたと思われます。

                       img028s.jpg


 離婚に至った経緯も許せなかっただろうし、独り身になる末っ子が不憫でもあっただろうし、母の怒り、悲しみが見えるようでした。

 弟とT君は小学校、中学校はもちろん、違う高校に進学しても、大学へ行くようになってからも付き合いは続いていました。大晦日には母の家に行ってごちそうを食べ、酒を飲み、それぞれの明るい将来を語り、年が明けて元旦の朝まで一緒に過ごしたんだそうです。
『おばさんがいやな顔ひとつせず毎年もてなしてくれたのが忘れられない』
とT君が言ってくれました。

 T君は母の夢を見たとき、きっとおばさんは息子を探しに来たんじゃないか? 探してくれと言っているんじゃないか?と思ったんだそうです。

 私も、きっと母は弟に会いたかったのだろうと思います。

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《どうにかなる!》で いろんな坂道を歩いてきました
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