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延命治療

 施設に入所すると、契約時には終焉をどう迎えるか?と聞かれます。家族にとってそれは究極の選択です。入所当時は、まず主治医に診て貰う、それから大きい病院へ入院、治療を選択しました。胃婁設置、足の切断をし、母は生きながらえています。胃婁をすると必然的に胃からの逆流、誤嚥、痰が絡み呼吸不全、発熱となります。このころの母はこういう状態が度々起きていました。

 そして再び施設から、延命治療を望みますか?と聞かれました。兄とも相談して母の延命治療はしないと決めました。その旨主治医に伝え、よろしくお願いしますと言いました。私の言葉をさえぎるように、主治医が言いました。

『あんたたちは延命治療はしないと言いながら、際になると東京や大阪から兄弟が帰ってきて、なんでこんなになるまで放っておいたんだと言って病院へ入院させてくれと言う。それで2~3日して死んだら、この病院へ入院したら必ず死ぬと言って病院の評判を落とす。うちの病院の評判も落とす』

 そんなことは言いません、兄とも相談して決めたことですから、と言うのにも耳を貸さず、主治医は続けました。

『延命はしないと言ってもあんたたちは必ず病院へ連れて行けというのだから、そのときは自分たちでいい病院を探してどこにでも連れて行きなさい』

 なんという主治医だと思いましたが、先生が言うように入院を希望する家族が多いということなんでしょうか。今は、母の延命治療望まない、これ以上検査は受けないと決めていますが、終焉を迎えたときにはやはりじたばたするのでしょうか。

 このたび延命を望まないということについて、姪から電話がありました。
『おばちゃん、おばあさんの延命治療をしてはいけないん? おばあさんはまだ84よ』
 でも、今までに嚥下が悪く誤嚥性肺炎で胃婁の手術をしているし、血行が悪く壊死を起こして足も失っている。動けない、話せない、ばあちゃんにこれ以上痛い思いはさせたくないことを姪に話しました。姪にはちょっとつらい現実でした。                     2008年2月

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