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とうもろこし

 母は菜園でジャガイモ・たまねぎ・白菜・夏野菜を作っていた。トマトはあまり形のいいものは取れなかった。母が作る野菜の中で一番人気はモチトウモロコシ。紫色のとうもろこしで、ちょうど頃合に収穫するとうっすら紫がかってゆでるともちもちしておいしかった。

 うちの子たちのために作っていると言ってもいいくらい、とうもろこしができるとうちへどっさり持ってきてくれた。うちへ持ってくるついでに本家へも持って行った事があって、声をかけて勝手口に置いたら、舅爺さんが、
『ここへこんなものを置いて、ごみが出る!』
 まだ母がそこにいるのに、とうもろこしを裏の草の中へ放り投げた。きれい好きな舅じいにはとうもろこしのひげが許せなかったのだ。それでも、まだ母がそこにいる間に放り投げなくてもいいものを、
『あ~、本家には二度と物を持ってこん!』
と母は憤慨していた。

 ジャガイモを作るのも上手で、収穫して家に持って帰る途中、近所の人に、
『おばさん、ええジャガイモじゃなあ、ちょっとちょうだい』
と言われると、母は小さいジャガイモをあげた。大きい、いいジャガイモは娘とこへ持って行くからやられん、と母が言ったそうで、いまだに近所の人から思い出話を聞かされる。

 あッ、今、大人用のかつらのセールスさんが来ました。母が生きていたらきっと買っていたでしょうね。

 
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