スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

待つ

 《待つ》を変換したら、バスを待つ 母を待つ 10分待つ・・と出ました。

 後年の母はいつも誰かを待っていましたね。

 ヘルパーの姉さんがまだ来ん。どこへ行っとるんか?
 弁当が来ん。来んのならもらいに行こうか?
 デイサービスはいつ迎えに来てくれるんか?
 おまえはいつ来るんな?

 朝となく昼となく夜となく、夜中となく明け方となく・・・。一日中ひっきりなしにかかってくる母からの電話に、ついつい邪険にしてしまいました。母の寂しい気持ちを理解してあげられなかった。
 私が母と離れていたのは大阪へ就職していた2ヶ月だけ。そばにいる分、私が母にはいちばんきつかったのかもしれないと思います。
『おまえは怒りばかりする』
とよく言っていました。ずっとそばにいたから、後年の母の存在はわたしの肩にずっしりと重かったです。仕事帰り、実家に行く道と私の家に行く分かれ道に母はいつも立って私を待っていました。わたしの姿が見える何十分も前から母は待っていたんでしょうね。正直なところ、重かったです。後悔ばかりが残ります。

 老人ホームに入所してからも仕事をしている私の姿を追い、仕事が終わって顔を見に寄ってくれるのを待ち、息を引き取った後に駆けつけたわたしが手を握ると、母は再び息をし、静かに旅立ったのでした。

 最後まで母はわたしを待ってくれたなあと思います。今も母はわたしを待ってくれています。母に会いにお墓まいりに行ってきます。

 生きてるうちにたくさん親の顔を見ときましょうね。

 
スポンサーサイト
プロフィール

ゆいかばあば

Author:ゆいかばあば
《どうにかなる!》で いろんな坂道を歩いてきました
おもしろおかしく 笑って暮らしたいと思っています



広島ブログ

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。